会社員パパが、妊娠が分かってから出産当日までを振り返ります。出産前に感じていた不安や喜び、子どもの名前を考えた時間、立ち会い出産で感じたことなど、初めて父親になるまでの実体験をありのままに綴りました。
妊娠するまで
妊娠が分かったときは、うれしい気持ちと同時に、無事に生まれてきてくれるかなという不安もありました。ここまで来るまでには、いろいろなことがあり、妊娠が分かったからといって、すぐに安心できたわけではありません。妻と日々のことを話しながら、できるだけ考えすぎないように過ごしていました。初めて父親になる自分にとって、楽しみと不安が入り混じる日々だったと思います。
出産前の生活
妊娠中は、健診の日が来るたびにドキドキしていました。仕事中も妻から連絡が来ていないか、ついスマホを確認してしまうことがありました。健診で順調だと分かると、ほっとしたのを覚えています。
妻は約1か月ほど自宅で安静にして過ごすことになりました。家にいる時間が長く、退屈だったり体がこわばったりすることもあったようです。代わってあげることはできませんでしたが、自分にできることをしながら、出産の日を迎えられるように過ごしていました。
お腹の子の性別が分かってからは、名前を考える時間が楽しかったです。男の子だろうと思っていたこともあり、いくつか候補を考えました。名前を決めるときは、画数や名字とのバランス、読みやすさなども気にしましたが、比較的スムーズに決まりました。今振り返っても、子どもの名前を考えていた時間は出産前の楽しみのひとつだったと思います。
妊娠中には、ディズニーの35周年イベントに行ったことも思い出に残っています。結婚式でも使った「Brand New Day」を聴いたり、ショー「ドリーミング・アップ!」に登場するフェアリー・ゴッドマザーの言葉を聞いたりしていました。
「どんな夢も願いから始まるの。強く願えば夢はきっと叶うわ。」
普段は、こうした言葉を何でもそのまま信じるタイプではありません。どれだけ願っても、必ず願いが叶うわけではないことも分かっています。それでも当時は、その言葉にすがりたい気持ちがありました。次にディズニーへ行くときは家族3人で来よう。そんな話を妻としていたことも、出産前の大切な思い出です。
出産当日
出産予定日の10日ほど前には仕事を休みに入りました。初めての出産は予定日より遅れることも多いと聞いていたので、まだ少し先のことだと思っていました。ところが、妻が健診から帰ってくると、破水したと聞かされました。そのまま入院することになり、翌日には陣痛を促す処置を受ける予定になりました。
すぐに出産になるわけではなさそうだったので、いったん家に帰って待つことにしました。いつ連絡が来てもいいように、スマホを近くに置いて過ごしていました。入院してから2日後の朝9時半ごろ、妻から電話がありました。病院へ向かいましたが、自分でも意外なくらい落ち着いていたのを覚えています。
病院に着いたのは、ちょうど妻が分娩室に入るタイミングでした。出産の始まりから立ち会えたことは、今でもよかったと思っています。助産師さんがずっとそばにいるわけではないことにも驚きました。妻と2人になる時間もあり、声をかけたり、テニスボールを使ってサポートしたりしながら、少しでも力になろうとしていました。
出産の途中では、赤ちゃんの頭が一時的につかえてしまう場面もありました。自分にはどうすることもできず、もどかしい気持ちになりましたが、妻は本当によく頑張っていました。そして、ついに子どもが生まれました。生まれてすぐに泣き、おしっこもしていたことを覚えています。立ち会い出産は感動するものだと思っていましたが、自分の場合は感動以上に、無事に生まれてきてくれたことへの安心感が大きかったです。
パパになった日
生まれたばかりの我が子は、とても小さくてかわいかったです。ただ、子どもが生まれた瞬間に、急に父親としての実感が湧いたわけではありません。責任感が突然大きくなったという感覚もなく、少し涙が出たものの、うれしさと同じくらい、無事に生まれてきてくれたことへの安心がありました。何より、妻も子どもも元気でいてくれたことがうれしかったです。
出産を終えたあと、午後3時ごろにはお腹が空いて、餃子の王将へ行きました。大切な一日でしたが、そんな自分らしい出来事も含めて、思い出に残っています。
実は、息子は自分と同じ誕生日に生まれました。これまでの誕生日とは違い、息子と一緒に迎えることになった、忘れられない誕生日です。すぐに父親としての実感が湧いたわけではありませんが、妻と息子が無事でいてくれたことが何よりうれしく、今でも忘れられない一日になっています。
出産後の育児
出産を終え、ここから初めての育児が始まりました。実際に子どもと過ごしてみると、出産前には想像していなかった大変さもありました。新生児との生活で感じたことや、生まれてから3か月までの育児については、こちらの記事にまとめています。

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